就職先が決まらず、卒業した理由
高校、大学、短大や専門学校など卒業時に就職先が決まらなかった・・・という方もいるかもしれませ。
新卒カードが使えないと就職に苦戦するのも事実。
卒業時に就職が決まらなかった人が内定を獲得するための方法についてもご紹介しています。
卒業後の進路は人それぞれ。卒業時に就職が決まらなくても大丈夫
就職先が決まらず、卒業した理由は様々ですね。
卒業後に起業したり、夢を追い掛けるために就活をしないケースもあります。真剣に就職活動を行ったけれども、内定を貰えずに卒業する学生もいるでしょう。
そもそも学生時代から「自分は就職なんかしない!」と就職を考えない大学生もいますね。私も大学時代は就職を考えませんでした。
毎日スーツを着て、ネクタイを締めて電車に揺られる会社員にはなりたくない、サラリーマンだけは絶対に嫌だ!と思っていましたし、実際に就職活動を行いませんでした。
それでも卒業後、生きていくために就活が必要になることもあります。実際、就職しなければ生活できない状況になったんですよね。
大学時代に就活しなかったわけですから、人生で初めての就職活動でした。
履歴書・職務経歴書を会社に送り、複数の面接を受けました。面接で上手く喋れず笑われたこともあります。悔しくて眠れなかった日もあります。
それでも、粘り強く就活を続けて正社員採用されましたし、一度採用されればその後の転職もしやすかったですね。
色々な仕事を行いましたが、どれも貴重な経験になっていますし、30代後半の今に繋がっていますよ。
「就活もしたことがない自分に就職なんて無理だ…」と最初から決めつけていたら、きっと途中で挫折していたと思います。
既卒で就職活動を始めるなら、自分に限界を設けず動くと良いですね。
卒業後の就職、既卒からの就活でもまだ間に合う!
就職先が決まらず卒業しても大丈夫。まだまだ挽回できます!
大卒で20代なら新卒じゃなくても正社員就職しやすいですし、高卒だとしても若いうちは就職先はいくらでもあります。
今は新卒の学生を確保できずに困っている企業がたくさんあります。そうした採用難によって、第二新卒や既卒の採用を積極的に検討する企業は増えているんです。
ただでさえ少子化の問題もあって若手の人材確保が難しくなっていますから、20代の若手というだけで企業からは高いニーズがあるんですね。
ですから「既卒になったら人生終了」みたいに考えてしまう人もいますが、そこまで思い悩む必要はないんです。既卒でも就職先は見つかります。
卒業後に高い内定率で就活をするなら
学校を卒業した後に、既卒として就職活動をする場合、困るのが一人でノウハウもなく就活をしなくてはならないこと。 自己分析、求人探し、応募書類の作成、面接対策、企業との交渉・・・ 全てが手探りです。 あた不採用が続いたとしても、その理由を自分だけで明らかにするのは難しいです。 そのため、既卒の方の就活をサポートしてくれる就職エージェントを活用する方法をおすすめしています。 以下などの就職エージェントは職歴なし未経験者を歓迎する求人を多く取り扱っています。 情報収集からの利用も問題ありませんので、まずはどういったサポートを受けられるのか、確認してみることから始めてみてはいかがでしょうか。既卒だと出世のスピードに差が出る?
もしかすると、既卒だと例え就職できたとしても一流企業には就職できない、就職した後も出世は望めないというような事を考えている方もいるかもしれません。
確かに新卒と比べてしまうとそういった事もないとは言えません。経験ゼロで一流企業に採用されるなんて新卒じゃないとあり得ない話ですしね。
出世に関しても、新卒で入ってきた人を優先的に出世させる、中途採用はほとんど出世できないという会社もあります。
しかしそうした出世に関する事情というのは会社ごとに大きく異なります。昔ながらの体質の会社だと中途採用者が不利という傾向がありますが、ベンチャーのように中途採用者の割合が高い会社だとほとんど差が無いケースが多いです。
それによく考えてみてください。新卒者の3年以内の離職率は大卒で約3割です。新卒で就職した会社に定年まで働き続ける人は果たしてどれくらいいるのでしょうか。
終身雇用の時代は終わり、転職を経験する人は増えています。つまり今の時代、中途採用で入社する人はたくさんいるという訳です。
中途採用の際に、新卒で就職したか既卒で就職したかなんてまず気にしません。それよりも会社にいる時にどんな経験を積んだか、どんな実績を持っているかの方がはるかに重要だからです。
ですから既卒で就職したとしても就職後に素晴らしい実績を上げることができれば、その実績を武器に一流企業に転職することだって不可能ではありません。
そう考えたら、既卒だからといって全然「人生終了」なんかじゃありませんよね。特に既卒でも就職しやすくなっている今の時代、新卒で内定をもらえなかったからといって深く落ちこむ必要はないんです。
ただし、「既卒でも余裕余裕~」と高を括って何年もダラダラと過ごすのはダメですよ!
既卒でも就職しやすいのは20代前半のうちですし、そもそも積極的に就活に励んでいる既卒者と就職する気のないニートは違いますからね。
もし既卒になってしまったことで人生を諦めかけているとしたら、「既卒でも大丈夫!諦めるのは早い!」という事を忘れずに頑張っていただきたいと思います。
卒業後、既卒から正社員として就職する方法
既卒で就職先を探すなら、既卒者向けの求人を探すことが重要です。
既卒の場合は中途採用の求人を探すことになりますが、中途採用だと基本的に経験者が有利になります。即戦力になってくれるからですね。
まだ就職したことがない既卒者は当然正社員としての経験はありませんから、即戦力を求める求人に応募しても採用の可能性は薄いんです。
そのため、既卒者の仕事探しでは未経験OKの求人を探すことがポイントとなります。未経験可、未経験歓迎の求人なら経験がなくても採用のチャンスがあります。
それにこうした求人は長く活躍してくれる人をじっくり育てたいと考えている企業が多いので、20代の若い既卒者はそのニーズにぴったり合っているんですね。
こうした会社なら教育もしっかりしてくれるので、自分に正社員の仕事が務まるのか不安に思っている方も安心して働けると思います。
未経験OKの求人はハローワークや求人サイトでも見つかりますが、より効率的に探すなら若年者向け・既卒向けの就活支援サービス(人材紹介会社)に登録してみましょう。
こうした就職支援サービスなら既卒でも採用されやすい未経験OKの求人ばかり扱っているので、効率的に仕事探しができますし選択肢も増えます。
さらにコンサルタントが間に入ってくれるので、求人先と色々交渉してもらうこともできます。
面接日や入社日の調整から、場合によってはちょっと条件を満たしていなくても面接の場を設けさせてもらえるように交渉してくれる事もあります。
自分一人では求人先とこうした交渉を行うのは難しいので、就職支援サービスを利用することで有利に就活を進めることができるようになります。
こうした就職支援サービスは無料で利用できるので、就活の際はぜひ活用してみましょう。
既卒者におすすめの就職支援サービス
既卒で正社員就職を目指す方におすすめの就職支援サービスをご紹介します。
就職Shop
就職Shopはリクルートグループの若年者向け就職支援サービスです。既卒者の正社員就職をサポートしてくれます。
就職Shopでは未経験の若者の可能性を信じる企業を紹介してくれるので、書類選考がありません。経験や資格よりも、中身やポテンシャルから評価してもらえるんです。
そのため既卒でも書類で落とされるようなことはなく、紹介してくれた企業とは最初から面接を受けることができます。
就職Shopで就職成功した人の4人に3人は正社員未経験。就職Shopなら既卒でも十分に正社員就職のチャンスがあります。
登録すれば求人紹介だけでなく模擬面接などの面接対策も受けられるので、就活の際はぜひ活用してみてください。
対応エリア:
東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、京都
ハタラクティブ
ハタラクティブは20代向けの就職支援サービスです。既卒、第二新卒、フリーター、ニートなどを対象に就職支援を行っています。
ハタラクティブでは未経験OK企業からの求人を中心に扱っているため、未経験の既卒者も応募できる求人がたくさんあります。
また企業ごとの面接対策や面接後のフィードバックといったきめ細かいサポートのおかげで、書類選考通過率や内定率が高いというのが強みとなっています。
就活アドバイザーが親身になって就職までサポートしてくれますから、分からないことはどんどん質問できます。初めての就活におすすめです。
対応エリア:
東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、愛知、福岡
既卒になってもネガティブにならないことが大切
卒業後に夢を追いかけたり、起業のために就職をしない、という選択肢は一見ポジティブかもしれません。逆に一所懸命に就職活動を行っても、内定を貰えず卒業すれば、ネガティブな気持ちになるかもしれません。
それでも人生って、何が起こるか分からないんですよね。
同世代の人間が若くして活躍することもあるでしょう。同じ大学の卒業生の噂が耳に入るかもしれません。
しかし誰の人生にも起伏はあります。自然に上手くいく時期もあれば、何をしても上手くいかない時期もあるのです。
そしてそれはあなたの人生も同じです。もしあなたが、俳優やミュージシャンになりたい、漫画家や小説家になりたいなど、夢を追いかけて就職しなかったとしても、そして夢に破れたとしても、決して終わりではありません。
卒業後に起業して就職しなかったとしても、そして利益を上げられず倒産したとしても、その段階で人生が終わるわけではありません。
既卒になったのがどんな理由であれ、大切なのは後悔しない人生を歩むことですね。
若いうちは1年1年が重く感じます。20歳と21歳の差は大きく、22歳と23歳、24歳と25歳の差も大きいのではないでしょうか。
しかし30代になれば感覚が変わりますし、40代、50代と人生は流れていきます。
就職先が決まらず卒業しても、その後に就活を考えることがあっても、変なコンプレックスは抱かず行動して下さいね。