既卒者を歓迎する企業の正社員求人
既卒と第二新卒、採用されやすいのは?
転職市場における既卒者の定義は、
学校を卒業しても就職していない者
となります。
似た言葉に第二新卒がありますが、第二新卒は一旦就職した後、1~2年で退職した者を言います。
企業としては既卒者よりも第二新卒の方が採用しやすいようです。その理由として「既卒は社会人未経験だけれども、第二新卒は短期間でも正社員経験があるから」ですね。
未経験者(既卒者)に対しては、ビジネスマナーの初歩から指導する必要があります。来客応対、電話応対、名刺交換、敬語など教えることが多いですし、それならば「既卒よりも新卒採用の方が良い」と考える企業が多いのです。
しかし既卒可の正社員求人はゼロではありません。むしろ【既卒歓迎】で募集されることもありますよ。
全ての企業が新卒採用を行っているわけではないですし、中途採用がメインの会社なら「業界経験が長いベテランよりも既卒の方が良い」と考えるケースがあるんですよね。
特に中小企業にそのような考えの会社が多く、年齢的に25歳以下なら、新卒扱いで採用されることもあります。(私もそうでした)
大企業は既卒の就職が厳しいですが、可能性もゼロではないでしょう。研修体制が整備された企業もありますし、インターンとして働きながら正社員を目指す道もありますね。ただし業種にもよります。
既卒者歓迎求人が見つかりやすい業種
比較的、既卒者歓迎の求人が多い業種にSEやプログラマーがありますね。WEB業界、ゲーム業界は人材不足の傾向がありますし、特別な資格が不要で新卒・既卒問わず募集を見つけやすいです。
その分、実力勝負、アイディア勝負の業界ですし、独学でもある程度のスキルは大切です。もしあなたがプログラミングが出来たり(もしくは興味があったり)、システムエンジニアとして適性があれば、IT業界で働けるチャンスがありますよ。
他に既卒者が就職しやすい業種に事務職がありますね。一般企業の経理事務、病院の医療事務などデスクワークも幅広いですし、人事、総務、労務など中途採用の求人も多いです。男性の事務職は難しいと思いますが、女性なら事務スタッフとして正社員採用されやすいのではないでしょうか。
無資格・未経験でも採用される可能性が高い業種ですが、経理事務なら簿記2級以上、医療なら医療事務資格を取得すると良いですね。
人事労務を目指す場合(難易度は高くはなりますが)社会保険労務士の資格があれば非常に有利です。時間とお金に余裕があれば目指しても良いですが、まずは就活支援サービスの利用から始めてみて下さいね。
既卒者でも女性は事務職で採用されやすい、とお話しましたが、男性の場合は営業職が狙い目です。営業は実力勝負の世界なので、既卒で社会人未経験でも、採用自体はされやすいと思います。その分、就職後に数字(売上)を残せるかどうかが大切になりますね。
完全な成果主義の会社は少ないですが、それでも成績を残せなければリストラもありますし、やる気と共に求人を探すと良いでしょう。
今は既卒者が利用できる人材紹介会社もありますから、そのようなサービスを利用しながら就活を行って下さい。自分一人では情報収集に限界がありますからね。
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