フリーターからの就職、未経験歓迎求人がポイント
フリーター就職のポイント
フリーターからの就職で大切なポイントは色々とあります。
- 履歴書作成前にしっかり志望動機を練る
- 新卒扱いで就職しやすい時期を狙う
- 目指す業界で有利な資格があれば取得する
- 不採用が続いても初心を忘れず行動し続ける
そして上記と共に大切なのが「未経験歓迎求人を中心に探すこと」です。
一部業界ではアルバイト経験が評価されるケースがありますが、基本的にアルバイトは経験に含まれません。そのため経験者重視の求人募集を狙っても、なかなか就職が難しいのです。
企業側としても【経験者優遇】【業界スキルのある方歓迎】といった募集は経験者採用を前提にしています。たとえ同時に【未経験可】と記載されていても、ベテラン社会人とフリーターが同時に履歴書・職務経歴書を送れば、ベテランから採用を考えるのが経験者重視の求人なんですよね。
しかし未経験歓迎の求人なら、社会人経験のないフリーターでも採用される確率が高くなりますよ。
民間の就職支援サービスを利用することで、リアルな未経験歓迎求人を紹介してもらえます。あなたのスキル、年齢、学歴によっても変わりますが、仕事への情熱があれば早期に仕事が見つかる可能性も高いでしょう。
当サイトでもフリーターに対応している就職支援サービスを紹介予定なので、参考にして頂ければと思います。
本当に未経験者を歓迎してくれる求人を探すには?
私が正社員未経験の状態から就職したのは24歳の時でした。職歴なし、学歴なし、スキルなし、おまけに家なしに近い状況でしたが、正社員として採用されたんですよね。
正社員の前に受けたアルバイト面接にはことごとく落ちたものの、企業の正社員求人はすぐに中途採用されました。その理由は資格でしたね。就職に有利な資格を取得していたので、簡単に企業に就職できました。
しかし反省点もあります。その企業が完全なブラック企業だったのです…。
私が利用したのはハローワークですが、ハローワークにはブラック体質の求人も混ざっているんですよね。少なくとも私が就職した当時はそうでした。
それにハローワークで仕事を探しても、本当に未経験者を歓迎しているかどうか分かりません。先ほどお伝えしたように、【未経験可】と求人票に記載されていても、幅広く募集を集めるために一応載せているだけだったり、経験者優遇にもかかわらず、表面だけ掲載しているケースもあるんですよね。
そうではなく、民間の就職支援サービスを利用することで、本当に未経験歓迎、フリーター歓迎の求人を紹介してもらえると思いますので、積極的に活用すると良いでしょう。
しかし就活サービスにも色々とあるんですよね。一定の社会人経験が必要なサービスもあれば、ハイクラス限定の転職支援サービス、キャリアを目指す女性のためのサポートなど、様々な人材紹介があります。
そのような所に未経験フリーターが登録しても厳しいでしょうから(そもそも登録さえできないと思います)、フリーターや第二新卒、既卒に特化したサービスを利用して下さいね。
資格は取得したほうがいい?
もしフリーター支援の人材紹介に登録しても、なかなか正社員になれなければ…その段階で資格取得を考えると良いですね。プログラマーのように、資格よりも経験重視の職種もありますが、業界によっては資格が自己PRに繋がります。
私の知人女性は簿記一級を取得していますが、比較的スムーズに企業の経理部で働けるそうです。20代のうちに経理部でスキルを磨き、経験を重ねることが出来れば、30代、40代になっても転職しやすいんですよね。
ライフスタイルの変化に応じて正社員からパートになったり、派遣で働いたり、簿記資格+経験で応募できる求人も多いですよ。
知人女性は社内で尊敬されることが多く、ベテラン社員からも頼られているそうです。簿記2級までは取得しやすいですが、1級になると難易度が一気に上がりますから、履歴書や面接でアピールしやすいんですよね。
簡単な資格よりも難関資格の方が就職しやすい傾向にありますので、時間とお金に余裕があれば目指してみて下さい。
しかし、まずは就職支援を利用して、未経験歓迎求人を探すことですね。その段階で仕事が見つかれば資格は必要ない(もしくは働きがら取得しても良い)ですし、前向きに就活を続けて頂ければと思います。