やりたい仕事がない!フリーターの仕事探し
正社員の仕事を探したいけど自分のやりたい仕事が分からない
正社員就職したいと考えるきっかけは色々あると思います。
給料が良い・ボーナスがある正社員が良いなと思って正社員を目指す方もいるでしょうし、将来的な不安を解消するために正社員として就職したいと考えるフリーターの方もいるでしょう。
結婚に向けてご両親から了解を得るために正社員就職を目指そうと考えた、という方も実際多いですよね。
また次第に年を取っていく現実に気付き、年長フリーターとして今の職場でアルバイトのまま活躍していてはダメだ、と思い始めた、という方もいると思います。
このようにフリーターから正社員になろうと考えるきっかけは本当に様々ですが、就職するからには自分のやりたい仕事に就きたいですよね。
しかし、その肝心の「やりたい仕事」というのがどんなものなのか自分でもよく分からない、特にないという方も多いのではないでしょうか。
やりたくない仕事はいくらでも挙げられるけれど、やりたい仕事はなかなか思いつかない・・・。これでは就職活動をスタートしようにもどう仕事探しをしたらいいか困ってしまいますよね。
やりたい仕事の見つけ方
自分がやりたい仕事が分からない、または特に興味のある仕事がないという事に焦りを感じているフリーターの方もいるかもしれません。
しかし、むしろやりたい仕事が最初から分かっている人の方が少ないのではないでしょうか。
今はまだ分からなくても、この先色々な経験をしていくうちに、興味のあること、やりがいを感じることなどだんだんと分かってくるものです。
ですから最初の就職でやりたい仕事にいきなり就けて、「この仕事が天職です!」と言える人はほとんどいないと思います。
今から正社員就職を目指すという方は、まずは自分がどんな仕事に向いているか、興味を持って働けそうか、と言ったことを探ってみましょう。
やりたい仕事が無い、分からない時のフリーターの仕事探し、就職活動はどのように進めたらいいのか、ヒントをご紹介します。
今までの経験から楽しかったことを考えてみる
一人ひとり、仕事への適性があります。向き、不向きですよね。向かない仕事に就いてしまうと、多くの場合ストレスが溜まってしまい早期退職に繋がりかねません。
「自分では合わないと思っていても実は向いている仕事」もありますから、判断が難しい事ではありますが、やはり本当に向いていない仕事もあります。
自己分析も兼ねて、今までの経験から楽しかったこと、やり甲斐を感じた瞬間などを考えてみましょう。アルバイト経験に限らず、学校や日常生活で起きた出来事なども含めて考えてみてください。その中にヒントが隠れていることがあります。
その中から「人の役に立つ仕事がしたい」と新たに看護師を目指された方もいますし、人に会うのが好き、ということで営業職を目指された方もいらっしゃいます。
人にものを教えたり説明するのが好きだった、昔は教師を目指していたという場合は、スクール講師なんかも向いていると思います。
興味のある仕事のアルバイトをしてみる
フリーターという立場を活かして、興味を持った仕事を経験してみる、という方法もあります。まずは体験、経験してみるという事ですね。
幸いバイトなら採用のハードルが低いので、どんな仕事でもチャレンジしやすいのではないでしょうか。正社員なら未経験不可のところも、アルバイトなら未経験OKで採用してくれるケースは多いです。
それにバイトなら正社員よりも辞めやすいというのもポイントです。正社員なら2~3ヶ月で辞めるのを繰り返せば職歴が大変なことになりますが、バイトならその心配は無用です。
もちろんバイトも長期勤務希望のところですぐ辞めるのは迷惑が掛かりますが、その場合は短期バイトを選ぶのもいいですね。3ヶ月のみ・1ヶ月のみといった短期バイトから、1日~1週間程度の単発バイトもあります。
事務職、カフェ店員、アパレル販売など、気になる仕事はどんどんチャレンジしてみるといいでしょう。もしかすると試食販売のバイトを通じて営業職に興味が湧いたなど、思わぬ収穫がある場合もありますよ。
またアシスタント系なら専門性の高い仕事にも挑戦できます。見習いのポジションなので給料は安いし仕事も大変ですが、興味のある分野ならチャレンジしてみるのもいいですね。サイト制作アシスタント、カメラアシスタントなど色々あります。
そしてバイトで働く場合、アルバイトから正社員登用されるケースもあります。ただの適職探しのつもりが、上手くいけば就職先まで見つかるかもしれませんよ。
職種について幅広く調べてみる
「どんな仕事に興味が持てるか」と言っても、そもそもどんな仕事があるかを知らなければ探しようがありません。まずは様々な仕事、職種について情報収集する事も大切です。
お仕事図鑑も今では何種類も出ていますよね。今まで存在すら知らなかった仕事はたくさんあると思いますから、そうした仕事を知る事で仕事選びの選択肢を増やすことができます。
また様々な職業について調べる際は、その仕事がどんな業務を行うのかも一緒に調べておきましょう。具体的な業務内容を知る事で、自分が働いている姿を想像しやすくなります。
ネットでも様々な職業の方への取材記事を見つける事が出来ますから、そうした記事を読み、「どんな業務を行い、どんな部分にやり甲斐を感じているか」を参考にしてみても良いですね。
今まで興味が無いと思っていた仕事も「面白そう」と感じられるかも知れません。
給与、待遇、将来性から探す
やりたい仕事と言っても、必ずしも職種や仕事内容から探す必要はありません。「高給与な会社で働きたい」「待遇の良い職場で働きたい」といった視点で探すのもアリです。
働くからにはやっぱりお金は大切ですからね。仕事探しにおいて、給与や待遇、福利厚生といった部分はとても重要です。
ただ、いくら給料が良くても毎日深夜まで残業、休日も月に3回くらいしかないなら続けるのは難しくなりますよね。また仕事内容がどうしても好きになれない場合もすぐ辞めたくなってしまうかもしれません。
要はバランスが大切。給料で仕事を選ぶ場合、給料第一で求人探しを行なうのはいいのですが、待遇や仕事内容もそれなりに満足のいくものでないと長続きはしないでしょう。
また、業界の将来性も重要ですね。斜陽産業といわれる業界に就職した場合、「給料が上がりにくいこと」、そして「将来的に倒産の可能性が他と比べて高い」といった問題があります。
給料を高めるには利益が必要ですが、伸びている業界と比べて利益率も低い場合が多いですし、商材が売れなくて苦労するケースも多いです。これから再び需要が高まり伸びる業界になる可能性ありますが、なかなか難しい場合が多いです。
それがどうしてもやりたい仕事!と決めたのであれば正社員就職を目指すのもありかもしれませんが、そうでは無い場合には、出来れば今後の成長が見込める業界を目指す方が良いかと思います。
適職診断、コンサルティングを受けてみる
やりたい仕事が自分で見つけられないという方は、誰かから助言を受けるのも効果的な方法です。
今多いのが、就職・転職支援サービスを活用しての適職診断、コンサルティングなどです。
20代フリーター・第二新卒・既卒向け就職支援就職支援サービスの多くは、登録するとコンサルタントが担当として付いてくれます。
そして最初にカウンセリングを受けることになりますが、その際にやりたい仕事がない、方向性が定まらないといった人向けに適職診断を行ったり、これまでの経歴から自分に合う仕事についてアドバイスを受けることができます。
またフリーターにおすすめの職種、未経験でも就職しやすい仕事なども教えてもらえるので、仕事探しする上でとても参考になります。
そうやってカウンセリングを通してやりたい仕事が見えてきたら、その後は就職支援サービスの本業でもある求人紹介を受けることができます。
もちろん仕事によっては資格必須だったり経験者じゃないと難しい仕事もあるので100%希望通りの仕事を紹介してもらうことはできませんが、できるだけこちらのスキルや希望に沿う求人を選んで紹介してくれます。
それにこうした就職、転職支援サービスを利用する場合、求人サイトに掲載されているよりも詳しく、企業の情報を得ることが出来ます。それこそ、「こんな人が社風に合うので歓迎される」といった情報も得られる場合が多いです。
「あなたにはこの会社が合うと思います」とマッチングしてくれるケースも多いので、正社員就職を目指す方法として今、活用される方もとても増えていますね。
自分のやりたい仕事を見つけたい、そしてフリーターから就職したいという方にぴったりのサービスです。
フリーターにおすすめしたい就職支援サービス
リクルートキャリアが運営する若者向けの就職支援サービスが就職Shopです。
20代を中心に、フリーターや既卒、第二新卒の正社員就職をサポートしています。
就職Shopでは社会人経験のない人も数多く就職に成功していて、社会人未経験、ニートといった人でもサポートしてもらえます。
また就職Shopでは書類選考が無いため、面接までスムーズに進めます。
書類選考でよく落ちてしまうという方はぜひチェックしてみてください。
サポートエリアは東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、京都となっています。
就活アドバイザーによる親身なサポートが魅力のハタラクティブ。
フリーター、既卒、ニートといった人向けの未経験OK求人を中心に取り扱っています。
ハタラクティブに登録すれば、求人紹介以外にも履歴書の作成アドバイス、面接対策、各種交渉代行などのサポートが受けられます。
分からないことがあればアドバイザーに相談もできるので安心です。
サポートエリアは東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、愛知、福岡となっています。
DYM就職は20代向け既卒・フリーター・大学中退・第二新卒の就職・転職支援を行っています。
当サイトからも数多くご登録をして頂いています。
DYM就職では書類選考なしで面接を受ける事が出来るので、「20代後半で職歴無し。就職は無理かも・・・」と悩んでいる方も就職相談をしてみてはいかがでしょうか。
手厚いサポートで相談からの就職成功率が高い就職支援サービスです。
サポートエリアは東京、大阪、名古屋、福岡、札幌となっています。
やりたい仕事ではなく、プライベート重視で仕事を選ぶのもアリ
自分のやりたい仕事が分からないという方は、上記でご紹介したような適職診断を受けたりして自分に合う仕事を探してみるのがいいですし、興味のある仕事が無い・やりたい仕事が無いという方は色々なバイトをして色々な経験を積みながら模索してみるのがいいと思います。
ただ、それでも「心からこの仕事が好き!」「天職としか思えない!」というほど自分のやりたい仕事に巡り合える人というのは実はそんなにいません。
せいぜい「色々と不満はあるけど、やりがいもあるし結構楽しいかな」「今までしてきた仕事の中では一番好き」というレベルではないでしょうか。
そして世の中の大半の人は、「そんなに好きな仕事じゃないけど頑張って働いている」というのが実情ではないでしょうか。
本来なら自分のやりたい仕事に就くのが理想ですが、現実には思い通りにいかないことも多いです。自分のやりたい仕事なんて無いと思いながら何年も正社員で働いている人もいるし、本当はやりたい仕事があるんだけど様々な事情から諦めざるを得ないという人もいます。
例えば40歳になってから「自分は医者の仕事がしたいんだ!」と気付いたところで、今から大学に行って医者を目指すには現実的に色々難しいですよね。
つまりやりたい事が見つかったところで、必ずしもその希望が叶うとは限らないという事です。
もちろん現在20代のフリーターなら努力次第で希望通りの職に就けるチャンスはまだまだありますから、今やりたいことが分からないのであれば色々考えてみることは大切だと思います。
ただ、あまりやりたい事にこだわり過ぎるといつまでも就職できず、結局フリーターから抜け出せなくなってしまうかもしれません。
それであれば、「本当にやりたい仕事」ではなくても「絶対やりたくない仕事ではない仕事」を選んで、いっそのことプライベートに重きを置いてみてはいかがでしょうか。
ライフワークバランス重視で仕事を探してみる
給料がそれなりにもらえて残業ほぼ無し・週休二日で働ける仕事なら結構あります。そうした職場で働けば仕事の後に習い事をしたり、休みの日に目いっぱい遊んだり旅行に行ったりとプライベートを充実させられますよね。
やりがいのある仕事って仕事自体は楽しくても、実は残業が多かったり休みが少なかったりすることも多いんです。好きなことだから苦にならないという人が多いのでそこまで問題視されませんが、これだとプライベートの時間はあまり取れません。
それなら最初から割り切って「プライベートを大切にできる仕事」という観点で職探しをしてみるのもいいと思いますよ。
やりたい仕事が無いし…と言いながらダラダラとフリーターを続けていては、あっという間に30代になってしまいます。就職しやすい20代のうちに何とか定職に就けるように頑張ってくださいね。
やりたい仕事が無いからといってフリーターを続けるのはリスク大!
20代前半くらいの年齢なら「別にフリーターでもまだ大丈夫」というように、就職しない事に対してそれほど焦りや恐怖感を感じる人は少ないかと思います。
特に作品を作ったりもしていないのにデザイナーやクリエイターになりたいからフリーターをしているといった人もいるかもしれませんし、「そのうちやりたい仕事が見つかるだろう」と呑気にかまえている方もいるでしょう。
全く興味の無い会社員になるよりはまだフリーターをしている方がマシ、という考えの方もいるかもしれませんね。
しかし、いつまでもフリーターでいるわけにはいきません。
なんとなくフリーターを続けていたとしても、20代後半になると意識せざるを得ないのが年齢です。26歳、27歳、28歳、29歳と、30歳が近づくにつれて「就職しなくてはマズイ」という気持ちが強くなる方はとても多いようです。
大学時代の友人の数名が20代半ばにフリーター、ニートといった事でまだ正社員就職をしていなかったのですが、1人は慌てて就活を始め、地元の中小企業へ就職。ギリギリ滑り込み、といった形で正社員になることが出来ました。
ニートの友人は、長く何かを続けるといった経験がほとんど無く、就活も最初の1社落ちた段階で辞めてしまったようです。
フリーターの友人は、長く同じ職場でアルバイトを頑張っていましたので、厳しい就活も続いたのかも知れません。
現実的に考えると、やりたい仕事が無くても多くの人は就職して、収入を得て、生活を送っています。それは生活のため、家族のためでもありますが、働いている間に少しずつ、仕事の面白さ・やり甲斐を見つけている人が多いと言えるのではないでしょうか。
どうしてもやり甲斐が見つけられない、といった場合には、20代の間に異業種転職を目指したりといった事も正社員としてのキャリアがあればしやすいですよね。
現実的に就職の可能性で考えると、30歳を超えて職歴なし・社会人未経験だと、正社員就職することは非常に難しくなります。
「やりたい仕事がない」と言っていた状況が、「就職できる仕事が無い」に変わってしまいます。
30歳を超えて派遣、契約社員、アルバイト。そうした生活が現実となるのは避けたい、という方は多いのではないでしょうか。
20代の間であれば、まだ職歴なし・社会人未経験であっても求人を見つける事がしやすい年代です。「若い時に就職していれば・・・」と言う30代にならないように、正社員就職のチャンスが多く得られる20代の間に、少しでも自分に向いている仕事や、経験を積める仕事への就職をお考えになってみてはいかがでしょうか。