フリーター期間が長い時の面接対策
フリーター期間が長いと、面接対策も難しくなってしまいます。
どういった対策をすれば良いのか、また自分の力では面接対策が上手くいかない・・・内定が貰えない、といった場合に相談先としてもおすすめの就職支援サービスをご紹介しています。
フリーター期間が長くても内定率の高い就職活動ができるのがポイントです。
志望動機に嘘は書かない
フリーター歴が長い時の面接対策について、まず大切なのはしっかりと志望動機や自己PRを練ることですね。採用担当者を納得させられるような内容を事前にしっかりと考えておくことが必要です。
ただし、志望動機にウソを含めてはいけません。
企業の採用担当者は百戦錬磨ですから、履歴書にウソが書かれていれば、すぐに違和感を感じるんですよね。(私も採用担当の仕事をしていましたので分かります)
フリーター期間が長いとそこを突っ込まれるんじゃないかと不安になってしまう気持ちも分かりますが、嘘をついてまで隠す必要はありません。
フリーター歴の長さに対して言い訳ばかり考えるのではなく、今までアルバイトを続けてきた理由を考え、そこにプラスの意味づけを行っていくといいでしょう。
長いフリーター期間の理由や志望動機はどうすればいい?
では履歴書の志望動機欄や面接での受け答えの際、バイト期間が長いことに対する理由や、なぜ就職したいのかという志望動機はどう答えたらいいのでしょうか。
基本的には先ほども言った通り、嘘はつかず、ありのままを説明しましょう。
ただし余計なことまで言う必要はないですし、少しでも印象を良くするためにプラスになりそうな事はどんどんアピールすることがポイントです。
それでは、フリーター歴が長くなりがちないくつかのケースごとに考えてみます。
夢を追いかけていてフリーター期間が長くなった場合
例えば夢を叶えるためにフリーターを続けていたのなら、正直に記載するといいですよ。
恥ずかしがる必要はありません。ミュージシャンでも漫画家でも、小説家でもプロスポーツ選手でもいいじゃないですか。
採用担当者によっては青臭く思われるかもしれませんが、それでも「夢を追いかけるためにアルバイトを続けていた」という理由にネガティブな印象は与えづらいです。
多くの人が子供の時からの夢を追わずに一般企業に就職する中、最後までは叶わなかったとしても、途中まで全力で夢を追うこと自体誰でもできることではありません。
あなたの年齢にもよりますが、20代で最大限チャレンジしたのなら、誇りを持って下さい。
ただ、採用担当者が気になるのは「今後は仕事に専念してくれるのか」という点です。就職したもののやっぱり夢を諦めきれないから退職、なんてことになるのは避けたいと考えています。
ですから採用担当者を安心させるためにも、
「夢はもうスッパリ諦めました」
「やれるところまでやったのでもう満足です」
「音楽活動は趣味の範囲で楽しむことにします」
といった事を伝えることが大切ですね。
入社したら○○をしたい、といった前向きな意見があると更に良いでしょう。
資格の勉強をしていたフリーターの場合
合格率の低い難関国家試験を目指していたという理由でフリーターを長く続けていた方も少なくないでしょう。
弁護士、司法書士、公認会計士、税理士、不動産鑑定士、弁理士のような資格は非常に難しいですし、社会保険労務士や行政書士も、近年難易度が上がっていますよね。
数年掛けて勉強していた時期があってもおかしくないですから、こうした理由でフリーター歴が長くなってしまったという事をきちんと説明すれば採用担当者も納得します。
むしろ途中で見切りをつけて正社員就職に切り替える決断をしたことに対して「現実が見えている」という前向きな評価をしてくれる採用担当者もいるかもしれません。
しかしそれと同時に、本来就きたかった仕事を諦めて別の道に進むことに対して不安に思う採用担当者も多いです。「こんなの本当にやりたい仕事じゃない」と投げやりな態度で仕事をされてはたまらないですからね。
ですから先ほどの夢を追いかけていたパターンと共通していますが、
- 目指していた職業はきっぱり諦めたこと
- これからは応募先の企業で頑張っていきたいと思っていること
をしっかりと強調することが大切です。
また「結婚を考えているので家族のためにきちんと職に就きたい」といったように、正社員で働きたいと思う強い動機があるのも説得力がありますね。
何となくフリーターを続けていた場合
夢や目標がなく「ただ何となくフリーターを続けてきた」という方もいるでしょう。その場合も、フリーターを続けた理由を考えてみて下さい。
何となくバイトを続けていても、『今まで正社員を目指さなかった理由』はありますよね?
- 何もやりたいことがなかった
- アルバイトの自由さが心地良かった
- 25歳から就活すると決めていた
などです。
次に、プラスの意味づけを行ってください。ウソは簡単に見抜かれますが、プラスの意味づけは別です。
例えば先ほどの理由の中だと、マイナスな印象を与えやすいのは「何もやりたいことがなかった」ですね。
これをプラスに言いかえてみると、「アルバイトを通して、本当にやりたいことを探していた」とは言えないでしょうか。
どんなに無気力に日々を過ごしていても、「今のままで良い」とは思わなかったはずです。少なくとも、今は思っていませんよね?このページをご覧になっているわけですから。
このように、少し言い方を変えるだけで印象はずいぶんと変わります。採用担当者の立場になってみて、少しでも印象が良くなるような言い回しを考えてみてください。
その上で「これからはこう頑張りたい」といった前向きな姿勢も見せると、『これからのあなた』に期待して採用を検討してくれるようになりますよ。
フリーター 正社員就職の志望動機例
フリーター期間が長い場合、ほとんどの採用担当者がその理由を知りたがるので、志望動機ではそれに対する答えを返すことが望ましいですね。
また面接でもかなりの確率で「なぜフリーター期間が長いのですか?」という直球の質問をされるはずですので、やはりきちんと答えを用意しておくのが重要になります。
そこで、先ほどの「何となくフリーターを続けていた場合」を仮定して、フリーター歴が長い場合の志望動機のサンプルを用意してみました。
私はアルバイトを通して、本当にやりたいことを探していました。
フリーター歴5年の中で、様々なアルバイトを経験しています。携帯ショップの接客販売、居酒屋、コンビニ、書店、テレアポ、データ入力です。
28歳を機会に今までを振り返り、自分が本当にやりたいことは、大好きな携帯電話に関われるお仕事、そして、直接お客様とコミュニケーションが取れるお仕事ではないかと思いました。
そこでこの度、御社の求人に応募させていただきました。
あくまでも雛形ですが、「本当にやりたいことを探していた」から始まっていますよね。その辺りを明確にできれば色々なバイトをしていたことも正当化できますし、フリーター歴が長い理由の説得力も出ます。
そしてそこから自己PRにも繋げやすくなるので、志望動機をスムーズに作成できるようになります。
ですからやはり「なぜフリーター歴が長いのか」の理由をまず最初にはっきりさせておくのは、志望動機を作成する上で非常に重要なことだと言えますね。
より志望動機の完成度を高めるなら就職支援のプロに相談しましょう
これまでフリーター歴が長い人の志望動機の作成方法についてご紹介してきました。志望動機作成の際はぜひ参考にしていただきたいと思います。
ただ、志望動機や自己PRのような文章というのは、一人で黙々と考えて作っているうちに方向性がずれてきたり、独りよがりの内容になってしまったりするものなんですよね。
そのため客観的な視点というのはとても重要で、誰か他人に見てもらってアドバイスを受けることでより完成度の高いものになります。
そしてその誰かというのは家族や友人でもいいのですが、より良いアドバイスを貰えるのはやはり就職支援のプロとも言える就職支援サービスのコンサルタントですね。
特に「フリーター歴が長い」という、他の求職者に比べて不利になる条件をお持ちの方は、素直にプロのアドバイスを貰って作成した方が無難かもしれません。
志望動機はフリーターからの就職にとても重要!
志望動機は採用においてとても重視されるポイントなので、ここの完成度が合否に大きく関わってきます。つまり就職成功率を上げるには、志望動機の完成度を高めることが必須とも言えるんです。
フリーター向けの就職支援サービスなら、これまでの豊富な就職支援実績を元に採用担当者に響く志望動機を一緒に考えてくれます。応募者とは違う、採用担当者に近い視点でアドバイスしてくれるのでとても参考になるはずです。
また就職支援サービスに登録すれば、こうした志望動機作成だけでなく、他にも面接対策や面接日の調整などの様々なサポートも受けられるようになります。
さらに、こうしたサービスはすべて無料で受けられます。無料でプロのアドバイスを受けられるのは嬉しいですね。
20代フリーターは就職活動や転職活動の経験が少ないでしょうから、応募書類の作成や志望動機を考えるのが苦手という方が多いと思います。
フリーター向けの就職支援サービスなら、フリーター歴が長くても適切なアドバイスを元に、内定獲得の可能性が高い正社員求人を紹介してもらうことができます。
フリーターの就活において心強い味方となってくれるので、まだ利用したことがない方はぜひチェックしてみてください。
フリーター期間が長くても大丈夫、おすすめ就職支援サービス
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未経験OK求人はフリーター・既卒・第二新卒・ニート向け、若年者向けの就職支援サービスで豊富に取り扱っているので、フリーターから就職を目指すならそうした就職支援サービスを選びましょう。
そこで、フリーター歴が長くてもOK、20代フリーターにおすすめの就職支援サービスをご紹介します。
書類で落とされる心配なし!書類選考なしの就職支援サービス
フリーター歴が長い方に最もおすすめしたいのは、書類選考がないタイプの就職支援サービスです。
履歴書や職務経歴書を提出して審査を通過してから面接、という流れとは異なるので、長い空白期間が原因で落とされるというようなことはありません。
紹介される企業とはすぐに面接からスタートするので、志望動機や自己アピールも直接会って話すことができます。
就職カレッジは18歳~34歳までで正社員就職を目指す方向けの就職支援サービスを提供しています。
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フリーター期間が長い方でも不利になること無く、就職活動ができます。
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就活慣れしていない人におすすめ!サポートが手厚い就職支援サービス
フリーター歴が長くなり面接対策などに自信が無い場合には、手厚いサポートを受けられる就職支援サービスがおすすめです。
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以下のサービスは口コミでコンサルタントに対する評判が良いので、手厚いサポートが期待できます。
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